NSCA-CSCSプログラムデザイン」一問一答(全26問)

NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストの「プログラムデザイン」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。フィットネスジム店長熊太郎が作成。4択の演習モードで解きたい方はNSCA-CSCSのドリルへ。

1 プログラムデザイン

古典的(線形)ピリオダイゼーションにおいて、年間トレーニングを構成する最も大きな単位はどれか。

  1. aマイクロサイクル
  2. bメゾサイクル
  3. cマクロサイクル
  4. dトレーニングセッション
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正解:c. マクロサイクル

マクロサイクルは通常1年(または競技サイクル全体)を指す最大の計画単位で、その中に数週間〜数ヶ月のメゾサイクル、約1週間のマイクロサイクルが含まれる。階層は大きい順にマクロ→メゾ→マイクロとなる。

2 プログラムデザイン

古典的(線形)ピリオダイゼーションでマクロサイクルの最初に置かれる準備期(一般的体力期/筋肥大・筋持久力期)の典型的な特徴はどれか。

  1. a高強度・低ボリューム
  2. b低〜中強度・高ボリューム
  3. c最大強度・最小ボリューム
  4. d強度もボリュームも最小
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正解:b. 低〜中強度・高ボリューム

準備期初期の筋肥大・筋持久力フェーズは、比較的低〜中強度(高レップ)かつ高ボリュームで土台を作る。サイクルが進むにつれて強度が上がりボリュームが下がる、という逆相関の関係をとるのが線形モデルの基本である。

3 プログラムデザイン

線形ピリオダイゼーションのトレーニングサイクルにおいて、強度(負荷)とトレーニングボリュームの一般的な関係はどれか。

  1. a強度が上がるとボリュームも上がる
  2. b強度が上がるとボリュームは下がる
  3. c強度とボリュームは常に一定に保つ
  4. d強度とボリュームは無関係である
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正解:b. 強度が上がるとボリュームは下がる

線形モデルでは準備期から競技期へ進むにつれて強度を漸増させ、それに反比例してボリュームを漸減させる。これにより筋肥大→筋力→パワーへと適応をシフトさせ、過負荷と回復のバランスをとる。

4 プログラムデザイン

試合期(コンペティション期/ピーキング期)のレジスタンストレーニングの典型的な負荷設定はどれか。

  1. a低強度・高ボリューム
  2. b高強度(高負荷)・低ボリューム
  3. c中強度・中ボリュームを維持
  4. dボリュームのみ最大化
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正解:b. 高強度(高負荷)・低ボリューム

ピーキング期は最大筋力・パワーを発揮させつつ疲労を抜くため、強度(負荷)を高く保ちながらボリュームを大きく落とす。これにより蓄積疲労を減らし、試合に向けてパフォーマンスをピークに合わせる。

5 プログラムデザイン

非線形(波状/アンジュレーティング)ピリオダイゼーションの特徴として最も適切なものはどれか。

  1. a数ヶ月単位で一定の強度を維持する
  2. b日や週ごとにボリュームと強度を変動させる
  3. c強度を一方向に漸増させ続ける
  4. dセット数を毎週固定する
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正解:b. 日や週ごとにボリュームと強度を変動させる

非線形(DUP含む)モデルは、同一週内の日ごと、あるいは週ごとに強度とボリュームを大きく変動させる(例:月=筋力日、水=筋肥大日、金=パワー日)。これにより複数の適応を並行して刺激でき、競技スケジュールが不規則な選手にも適応しやすい。

6 プログラムデザイン

オフシーズン(準備期)における主たるトレーニングの目的として最も適切なものはどれか。

  1. aスポーツ特異的な技術のピーク化
  2. b一般的な筋力・筋持久力・体力の土台づくり
  3. c完全な休養のみ
  4. d試合形式の高強度練習の最大化
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正解:b. 一般的な筋力・筋持久力・体力の土台づくり

オフシーズンは試合から遠いため、ボリュームを高めに取り筋肥大・基礎筋力・一般的コンディショニングといった土台作りに充てる。ここで作った基盤を、後のプレシーズン・シーズン中に特異性へとつなげていく。

7 プログラムデザイン

シーズン中(インシーズン)のレジスタンストレーニングの第一の目的はどれか。

  1. a最大の筋肥大を新たに獲得する
  2. bオフシーズンで得た筋力・パワーを維持する
  3. cボリュームを最大化して追い込む
  4. d完全に中止して練習だけ行う
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正解:b. オフシーズンで得た筋力・パワーを維持する

インシーズンは競技・試合が優先されるため、レジスタンストレーニングは少ない頻度・適度な強度で既得の筋力やパワーを「維持」することが主目的となる。過度なボリュームは競技パフォーマンスへの疲労干渉を招くため避ける。

8 プログラムデザイン

競技直前にトレーニング負荷(主にボリューム)を計画的に減らし、疲労を抜いてパフォーマンスをピークに合わせる手法を何と呼ぶか。

  1. aオーバーリーチング
  2. bテーパリング
  3. cディトレーニング
  4. dスーパーコンペンセーション
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正解:b. テーパリング

テーパリングは試合前にボリュームを大きく減らしつつ強度はある程度維持して疲労を除去し、フィットネスを保ったままパフォーマンスを引き上げる手法。ディトレーニングは適応が失われる現象、オーバーリーチングは意図的な一時的過負荷を指す。

9 プログラムデザイン

ピリオダイゼーションの理論的根拠としてしばしば引用される、ストレスへの適応段階(警告反応→抵抗→疲憊)を説明するモデルはどれか。

  1. aサイズの原理
  2. b一般適応症候群(GAS)
  3. c全か無かの法則
  4. dスターリングの法則
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正解:b. 一般適応症候群(GAS)

セリエの一般適応症候群(GAS)は、ストレッサーに対する身体の反応を警告反応期・抵抗期・疲憊期で説明し、ピリオダイゼーションが過負荷と回復を周期化して疲憊(オーバートレーニング)を避ける根拠となっている。

10 プログラムデザイン

古典的ピリオダイゼーションのメゾサイクルにおいて、数週間の漸進的な負荷増加の後に意図的に負荷を下げる「アンローディング週(回復週)」を設ける主な目的はどれか。

  1. a筋力を意図的に低下させるため
  2. b疲労を回復させ過負荷からの適応を促すため
  3. c技術練習を完全に止めるため
  4. d体重を増やすため
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正解:b. 疲労を回復させ過負荷からの適応を促すため

アンローディング(回復)週はボリュームや強度を一時的に落として蓄積疲労を回復させ、超回復による適応を引き出すために設ける。これにより継続的な高負荷で生じるオーバートレーニングを予防できる。

11 プログラムデザイン

年間1回の主要大会に合わせて準備期・第一移行期・試合期・第二移行期を1サイクルで構成する周期化の構造を何と呼ぶか。

  1. aシングルピリオダイゼーション(単一周期)
  2. bダブルピリオダイゼーション(二重周期)
  3. c非周期化
  4. dブロックの撤廃
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正解:a. シングルピリオダイゼーション(単一周期)

年間に主要なピークを1回設ける構成をシングル(単一)ピリオダイゼーションと呼ぶ。年に2回のピークを狙う場合はダブル(二重)ピリオダイゼーションとなり、競技スケジュールに応じてピークの回数で構造を選択する。

12 プログラムデザイン

プレシーズン(第一移行期/特異的準備期)でトレーニングを変化させる一般的な方向性として最も適切なものはどれか。

  1. a特異性を下げ一般的体力に戻す
  2. bスポーツ特異的な筋力・パワーへ移行し強度を高める
  3. cボリュームを最大化し強度を下げる
  4. dレジスタンストレーニングを完全中止する
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正解:b. スポーツ特異的な筋力・パワーへ移行し強度を高める

プレシーズンはオフシーズンで築いた土台を競技に近づける時期で、ボリュームを徐々に減らしつつ強度とスポーツ特異性(パワー・スピード)を高めていく。これによりシーズン開幕時にパフォーマンスを高い水準へ持っていく。

13 プログラムデザイン

古典的(線形)ピリオダイゼーションにおいて、トレーニングサイクルの一般的な進行方向として正しいのはどれか。

  1. a低ボリューム・低強度から高ボリューム・高強度へ
  2. b高ボリューム・低強度から低ボリューム・高強度へ
  3. c高強度・高ボリュームを年間一定に維持する
  4. d強度を週ごとにランダムに変動させる
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正解:b. 高ボリューム・低強度から低ボリューム・高強度へ

古典的線形ピリオダイゼーションは筋肥大期(高ボリューム・低強度)から始まり、筋力期・パワー期を経て試合期へ向かうにつれボリュームが減り強度が上がる。これにより一般的適応から競技特異的な能力へ段階的に移行する。

14 プログラムデザイン

NSCAの期分けモデルで、年間を通した最大の構成単位(複数の中・小サイクルを含む全体計画)を指す用語はどれか。

  1. aミクロサイクル
  2. bメゾサイクル
  3. cマクロサイクル
  4. dミニサイクル
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正解:c. マクロサイクル

マクロサイクルは通常1年(または競技サイクル全体)を指す最大単位で、複数のメゾサイクル(数週〜数か月)から成り、各メゾサイクルはさらに複数のミクロサイクル(通常約1週間)に分かれる。

15 プログラムデザイン

競技スポーツの年間計画における各期(ピリオド)の標準的な順序として正しいのはどれか。

  1. a試合期→準備期→第一移行期→積極的休養期
  2. b準備期→第一移行期→試合期→第二移行期
  3. c第二移行期→試合期→準備期→第一移行期
  4. d試合期→第一移行期→準備期→第二移行期
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正解:b. 準備期→第一移行期→試合期→第二移行期

年間計画は準備期(一般的・専門的)→第一移行期→試合期→第二移行期(積極的休養)の順で進む。準備期で基礎体力を作り、移行期を経て試合期にピークを合わせ、シーズン後に積極的休養を取る。

16 プログラムデザイン

非線形(波状型)ピリオダイゼーションの特徴を最もよく表しているのはどれか。

  1. a数週間〜数か月にわたり同じボリュームと強度を維持する
  2. bボリュームと強度を1週間以内など短い周期で変動させる
  3. c強度のみを毎週単調に増加させボリュームは固定する
  4. d試合期までボリュームを一切変えない
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正解:b. ボリュームと強度を1週間以内など短い周期で変動させる

非線形(波状型/DUP)ピリオダイゼーションは、同じメゾサイクル内で日や週ごとに強度・ボリュームを変動させる。例えば月は筋力、水はパワー、金は筋肥大と刺激を変え、複数の能力を並行して発達させる。

17 プログラムデザイン

古典的ピリオダイゼーションのうち、最も高強度・低ボリュームで、神経系の出力やパワー発揮を高めることを主目的とする段階はどれか。

  1. a筋肥大/持久期
  2. b基礎筋力期
  3. cピーキング期
  4. d積極的休養期
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正解:c. ピーキング期

ピーキング期は強度が極めて高く(例:1RMの90%超)、ボリュームは最小限で、重要試合に最大パフォーマンスを合わせるための段階である。神経系を十分に回復させつつ高い出力を引き出す。

18 プログラムデザイン

レジスタンストレーニングにおける週間トレーニングボリュームの最も適切な定義(指標)はどれか。

  1. a1回挙上した最大重量
  2. bセット数×レップ数×負荷重量の総和
  3. cセッション間の休息日数
  4. d1セットあたりの休息時間
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正解:b. セット数×レップ数×負荷重量の総和

トレーニングボリューム(ボリュームロード)は一般にセット数×レップ数×負荷重量で表され、総仕事量の指標となる。期分けではこのボリュームを意図的に増減させて適応を制御する。

19 プログラムデザイン

準備期のうち「一般的準備期(general preparation)」から「専門的準備期(specific preparation)」へ移行する際の典型的な変化として正しいのはどれか。

  1. aトレーニングがより競技特異的な動作・エネルギー系に近づく
  2. bトレーニング量を一般的準備期よりさらに大幅に増やす
  3. cレジスタンストレーニングを完全に中止する
  4. d非特異的な全身持久力のみに集中する
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正解:a. トレーニングがより競技特異的な動作・エネルギー系に近づく

一般的準備期では幅広い基礎体力と高ボリューム・低〜中強度を扱い、専門的準備期ではその基礎の上に競技の動作様式やエネルギー供給系に特異的な内容へ移行する。強度がやや上がりボリュームはやや減る傾向にある。

20 プログラムデザイン

オーバーリーチング(過負荷)とオーバートレーニングの違いについて、最も適切な説明はどれか。

  1. a両者は同義で回復に要する期間も同じである
  2. b計画的オーバーリーチングは短期で回復しパフォーマンスが向上しうるが、オーバートレーニングは回復に長期を要し慢性的な機能低下を招く
  3. cオーバートレーニングは数日の休息で必ず回復する
  4. dオーバーリーチングは常にパフォーマンス低下のみを引き起こす
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正解:b. 計画的オーバーリーチングは短期で回復しパフォーマンスが向上しうるが、オーバートレーニングは回復に長期を要し慢性的な機能低下を招く

機能的オーバーリーチングは短期(数日〜数週)で回復し、その後の超回復でパフォーマンスが向上しうる(フィットネス疲労理論)。一方オーバートレーニング症候群は回復に数週〜数か月を要し、慢性的な競技力低下を伴う。

21 プログラムデザイン

試合期(competition period)におけるレジスタンストレーニングの一般的な管理方針として最も適切なのはどれか。

  1. a筋肥大目的で高ボリュームを最大化し続ける
  2. bボリュームを抑え、獲得した筋力・パワーを維持しつつ競技練習に優先順位を置く
  3. cレジスタンストレーニングを完全に廃止する
  4. d強度・ボリュームの両方を最大限に高める
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正解:b. ボリュームを抑え、獲得した筋力・パワーを維持しつつ競技練習に優先順位を置く

試合期は競技そのものの練習と試合が中心となるため、レジスタンストレーニングはボリュームを減らして筋力・パワーを「維持」する役割に切り替える。過度な負荷は疲労を残し競技パフォーマンスを損なうため避ける。

22 プログラムデザイン

ピーキングのためのテーパリング(漸減)で一般的に推奨される方法はどれか。

  1. aトレーニング頻度を大幅に減らし強度も大きく下げる
  2. bボリュームを大きく減らす一方で強度は比較的高く維持する
  3. cボリュームも強度も同程度に大きく増加させる
  4. dテーパー期間中は完全休養とする
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正解:b. ボリュームを大きく減らす一方で強度は比較的高く維持する

効果的なテーパーはトレーニングボリューム(主に量・頻度の一部)を大きく減らしつつ、強度を比較的高く保つことで疲労を抜きフィットネスを維持する。これにより試合時にパフォーマンスのピークを作る。

23 プログラムデザイン

ブロック・ピリオダイゼーションにおける「集中負荷(コンセントレーテッド・ロード)」の基本的な考え方として正しいのはどれか。

  1. a多数の能力を同時に均等に少しずつ鍛える
  2. b限られた少数のトレーニング目標に高度に集中したブロックを連続させる
  3. c全期間を通じて同一の刺激を与え続ける
  4. d強度を一切変えずボリュームのみで管理する
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正解:b. 限られた少数のトレーニング目標に高度に集中したブロックを連続させる

ブロック・ピリオダイゼーションは一度に発達させる能力(残存トレーニング効果を活かす少数の目標)に高度集中したブロック(蓄積・転化・実現など)を順に連結する。能力を絞ることで上級者でも明確な過負荷を与えやすい。

24 プログラムデザイン

フィットネス疲労理論(fitness-fatigue model)にもとづくと、ある重要試合直前のテーパーで疲労を抜く狙いは何か。

  1. aフィットネス(準備性)を急速に低下させるため
  2. b疲労の負の影響を減らし、残存するフィットネスにより準備状態(プレパードネス)を高めるため
  3. cボリュームを最大化して試合直前に超回復を起こすため
  4. d神経系を意図的に疲労させ刺激を強めるため
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正解:b. 疲労の負の影響を減らし、残存するフィットネスにより準備状態(プレパードネス)を高めるため

フィットネス疲労理論では、準備状態=フィットネス−疲労で表される。フィットネスは疲労より緩やかに減衰するため、テーパーで疲労を素早く除去すると差が拡大し、試合時の準備状態(パフォーマンス)が高まる。

25 プログラムデザイン

年間計画でディトレーニング(脱トレーニング)を最小限に抑える「維持(メンテナンス)プログラム」に関する記述として最も適切なのはどれか。

  1. a筋力維持には、頻度を多少落としても十分な強度を確保することが重要である
  2. b維持期には強度を大きく下げてもよく、頻度だけ保てば筋力は落ちない
  3. c維持には毎日高ボリュームの全身トレーニングが必須である
  4. d一度獲得した筋力は何もしなくても数か月維持される
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正解:a. 筋力維持には、頻度を多少落としても十分な強度を確保することが重要である

筋力を維持するうえで最も重要な変数は強度であり、頻度を週1〜2回程度に減らしても、十分高い強度を保てば比較的短期間は筋力を維持できる。逆に強度を大きく下げると維持効果が損なわれる。

26 プログラムデザイン

トレーニングの「特異性(SAID/specificity)」の原則を、期分けの中で最も適切に表しているのはどれか。

  1. aどの期でも同じ一般的エクササイズだけを行えば競技力は最大化する
  2. b試合に近づくほど、競技の動作様式・速度・エネルギー系に特異的なトレーニングの比率を高める
  3. c特異性は試合期ではなく準備期初期で最も重視される
  4. d特異的トレーニングは負荷が低いため強度設定とは無関係である
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正解:b. 試合に近づくほど、競技の動作様式・速度・エネルギー系に特異的なトレーニングの比率を高める

特異性(SAID原則)に従い、年間計画では準備期初期の一般的・非特異的内容から、試合期に近づくにつれ競技の動作・速度・エネルギー供給系に対応した特異的トレーニングの割合を高めていく。これがパフォーマンス転移を最大化する。

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