問1上腕二頭筋の主な作用として正しいものはどれですか?
- a肘関節の屈曲と前腕の回外
- b肩関節の内旋
- c手関節の掌屈
- d肘関節の伸展
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正解:a. 肘関節の屈曲と前腕の回外
上腕二頭筋は肘関節の屈曲と前腕の回外(手のひらを上に返す動き)が主作用です。長頭は肩関節の屈曲も補助します。肘の伸展は拮抗筋である上腕三頭筋の働きです。
NSCA認定パーソナルトレーナーの「機能解剖・バイオメカニクス」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。フィットネスジム店長の熊太郎が作成。4択の演習モードで解きたい方はNSCA-CPTのドリルへ。
正解:a. 肘関節の屈曲と前腕の回外
上腕二頭筋は肘関節の屈曲と前腕の回外(手のひらを上に返す動き)が主作用です。長頭は肩関節の屈曲も補助します。肘の伸展は拮抗筋である上腕三頭筋の働きです。
正解:d. 肩関節の水平内転(水平屈曲)
大胸筋は肩関節の内転・水平内転(水平屈曲)・内旋に働きます。ベンチプレスやプッシュアップの主働筋です。肘の伸展は上腕三頭筋が担います。
正解:c. 大殿筋
立ち上がり局面は股関節の伸展で、大殿筋とハムストリングスが主働筋です。大腿四頭筋は膝関節の伸展を担当します。前脛骨筋は足首の背屈筋です。
正解:d. 上腕二頭筋と上腕三頭筋
肘の屈曲を担う上腕二頭筋と、伸展を担う上腕三頭筋は拮抗筋の関係です。大腿直筋は大腿四頭筋の一部であり拮抗ではありません。
正解:b. 膝関節の屈曲と股関節の伸展
ハムストリングスは坐骨結節から起こり下腿に停止する二関節筋で、主に膝関節の屈曲と股関節の伸展を行う。大腿前面の大腿四頭筋(膝伸展・股屈曲)とは逆の作用をもつ拮抗的な関係にある。
正解:c. 足関節の底屈(つま先立ち)
腓腹筋はヒラメ筋とともに下腿三頭筋を構成し、アキレス腱を介して踵骨に停止して足関節を底屈させる。つま先立ちやジャンプの蹴り出しで主に働く。背屈は前脛骨筋が担う拮抗的な動きである。
正解:c. 外転
正中線から手足を遠ざける運動を外転、近づける運動を内転と呼ぶ。腕を真横に挙げるサイドレイズはこの外転にあたり、前額面上で起こる代表的な動きである。
正解:d. 回外筋・上腕二頭筋
手のひらを上に向ける回外には回外筋に加え、肘が屈曲位では上腕二頭筋も強く関与する。逆に手のひらを下へ向ける回内は円回内筋・方形回内筋が担い、両者は橈尺関節での拮抗的な動きである。
正解:d. 肩関節の伸展・内転・内旋
広背筋は上腕骨を引き下げ・後方・内側へ動かす筋で、肩関節の伸展・内転・内旋を行う。懸垂やラットプルダウンで主働筋となり、バンザイした腕を引き下ろす動作の中心を担う。
正解:d. 肩関節の外転
三角筋は前部・中部・後部に分かれ、中部線維は肩関節の外転を主に担う。前部は屈曲・内旋、後部は伸展・外旋に働き、サイドレイズでは中部線維が主働筋となる。
正解:c. 僧帽筋中部・菱形筋
肩甲骨を脊柱側へ引き寄せる内転(後退)は僧帽筋中部線維と菱形筋が主に担う。シーテッドロウなどで働き、肩甲骨を前方へ引き出す前鋸筋(外転)とは拮抗的な関係にある。
正解:d. 体幹の屈曲(脊柱を前に丸める)
腹直筋は胸郭前面から恥骨にかけて走り、収縮すると体幹を前に丸める屈曲を行う。クランチで主働筋となり、背中を反らす伸展を担う脊柱起立筋とは拮抗的な関係にある。
正解:a. 脊柱起立筋
脊柱起立筋(腸肋筋・最長筋・棘筋)は脊柱に沿って縦走し、体幹を起こす伸展や姿勢の保持を担う。デッドリフトやバックエクステンションで主に働く背部の伸筋群である。
正解:c. 第2のてこ
支点と力点の間に抵抗(荷重)が位置するのが第2のてこで、カーフレイズはその代表例である。栓抜きと同じ仕組みで、小さな力で大きな抵抗を動かせる力学的に有利なてこである。
正解:c. 球関節(臼状関節)
球状の骨頭が凹面にはまる球関節(臼状関節)は3軸性で、屈伸・内外転・回旋など最も自由度の高い運動が可能である。肩関節や股関節が代表例で、一方向のみの蝶番関節(肘・膝など)とは構造が異なる。
正解:c. 矢状面
体を左右に分け、前後方向の屈曲・伸展が起こる面を矢状面という。前額面は体を前後に分けて内外転が、水平面は上下に分けて回旋が起こる面であり、歩行の主要な動きは矢状面で生じる。
正解:b. 三角筋
回旋筋腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成され、肩甲上腕関節(肩関節)の動的安定化に寄与する。三角筋は腱板ではなく、肩の挙上に働く表層の筋である。
正解:c. 起始は近位で固定される側、停止は遠位で動く側
一般に起始は近位側(体幹に近い)で相対的に固定され、停止は遠位側で動く側に付着する。筋が収縮すると停止が起始に近づく動きが基本となる。
正解:d. 2つの関節をまたいで両方に関与する
二関節筋は2つの関節をまたいで付着し、両関節の運動に関与する。ハムストリングス(股関節伸展+膝関節屈曲)や大腿直筋(股関節屈曲+膝関節伸展)が代表例である。
正解:d. 股関節の屈曲
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋からなり、股関節屈曲の主働筋である。脊柱・骨盤と大腿骨をつなぎ、歩行やランニングの脚の引き上げに重要な役割を果たす。
正解:a. 大内転筋
大内転筋は長内転筋・短内転筋・薄筋などとともに股関節内転筋群を構成し、大腿を正中線に近づける。中殿筋と大腿筋膜張筋は主に股関節外転に働く。
正解:a. 僧帽筋上部・下部と前鋸筋
肩甲骨の上方回旋(腕の挙上時に必要)は僧帽筋の上部・下部線維と前鋸筋が力のカップルを形成して行う。これにより関節窩が上を向き、肩の安全な挙上が可能になる。
正解:d. 肩甲骨を前方突出させる
前鋸筋は肩甲骨を胸郭に押しつけて固定し、前方突出(プロトラクション)と上方回旋を担う。機能低下すると肩甲骨が浮き上がる翼状肩甲(ウィンギング)が生じる。
正解:a. 上腕骨2:肩甲骨1
腕を挙上する際、上腕骨(肩甲上腕関節)の動きと肩甲骨の上方回旋がおよそ2:1の比率で協調して起こる。これにより180度の挙上が滑らかに達成される。
正解:a. 1日の総摂取カロリー
ROMは関節の骨構造・関節包・靭帯、周囲の筋腱の伸張性、軟部組織量などに左右される。総摂取カロリーは可動域を直接規定する要因ではない。
正解:c. 前額-水平軸(左右に走る軸)
矢状面での屈曲・伸展は、左右方向に走る前額-水平軸(冠状軸)を中心に起こる。運動面とその回転軸は互いに垂直の関係になる。
正解:b. つま先を持ち上げ足背を脛側に近づける動き
背屈は足のつま先を持ち上げ、足背を下腿前面(脛)に近づける動きで、前脛骨筋が主働筋となる。反対の底屈はつま先を下げる動きで腓腹筋・ヒラメ筋が働く。
正解:c. 腹横筋
腹横筋は腹部の最深層に位置し、収縮すると腹腔内圧を高めて脊柱を安定させる「天然のコルセット」として働く。腹直筋や外腹斜筋は表層の運動筋として体幹屈曲・回旋に関与する。
正解:b. 肩甲骨を下制(引き下げ)し下方へ引く
僧帽筋下部線維は肩甲骨を下制し下内方へ引く作用をもち、上部線維(挙上)とともに上方回旋にも寄与する。上部と下部の役割を分けて理解することが姿勢評価で重要である。
正解:a. 外転の開始
棘上筋は肩関節外転の初動(およそ最初の15〜30度)を担い、その後は三角筋が主に外転を引き継ぐ。回旋筋腱板の一員として骨頭を関節窩に安定させる役割も果たす。
正解:c. 股関節伸展と膝関節屈曲
ハムストリングスは股関節をまたぎ伸展に働くとともに、膝関節をまたいで屈曲に働く二関節筋である。スプリントやデッドリフトなど多くの動作で重要な筋群である。
正解:d. 股関節の外転・内転
前額面(冠状面)では体を左右に分ける面に沿った外転・内転や側屈が起こり、運動軸は前後に走る矢状-水平軸となる。屈曲・伸展は矢状面、回旋は水平面の運動である。