NSCA-CPT機能解剖・バイオメカニクス」一問一答(全32問)

NSCA認定パーソナルトレーナーの「機能解剖・バイオメカニクス」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。フィットネスジム店長熊太郎が作成。4択の演習モードで解きたい方はNSCA-CPTのドリルへ。

1 機能解剖・バイオメカニクス

上腕二頭筋の主な作用として正しいものはどれですか?

  1. a肘関節の伸展
  2. b肘関節の屈曲と前腕の回外
  3. c肩関節の内旋
  4. d手関節の掌屈
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正解:b. 肘関節の屈曲と前腕の回外

上腕二頭筋は肘関節の屈曲と前腕の回外(手のひらを上に返す動き)が主作用です。長頭は肩関節の屈曲も補助します。肘の伸展は拮抗筋である上腕三頭筋の働きです。

2 機能解剖・バイオメカニクス

ベンチプレスやプッシュ動作の主働筋である大胸筋の主な作用はどれですか?

  1. a肩関節の水平内転(水平屈曲)
  2. b肩関節の外転
  3. c肘関節の伸展
  4. d肩甲骨の挙上
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正解:a. 肩関節の水平内転(水平屈曲)

大胸筋は肩関節の内転・水平内転(水平屈曲)・内旋に働きます。ベンチプレスやプッシュアップの主働筋です。肘の伸展は上腕三頭筋が担います。

3 機能解剖・バイオメカニクス

スクワットの立ち上がり局面で、股関節の伸展を主に担う筋はどれですか?

  1. a大殿筋
  2. b前脛骨筋
  3. c上腕三頭筋
  4. d三角筋
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正解:a. 大殿筋

立ち上がり局面は股関節の伸展で、大殿筋とハムストリングスが主働筋です。大腿四頭筋は膝関節の伸展を担当します。前脛骨筋は足首の背屈筋です。

4 機能解剖・バイオメカニクス

拮抗筋(一方が縮むと他方が伸ばされる関係)の組み合わせとして正しいものはどれですか?

  1. a上腕二頭筋と上腕三頭筋
  2. b大胸筋と三角筋前部
  3. c大腿四頭筋と大腿直筋
  4. d腹直筋と腹横筋
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正解:a. 上腕二頭筋と上腕三頭筋

肘の屈曲を担う上腕二頭筋と、伸展を担う上腕三頭筋は拮抗筋の関係です。大腿直筋は大腿四頭筋の一部であり拮抗ではありません。

5 機能解剖・バイオメカニクス

ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)の主な作用として最も適切なものはどれか。

  1. a膝関節の伸展と股関節の屈曲
  2. b膝関節の屈曲と股関節の伸展
  3. c足関節の背屈と膝関節の伸展
  4. d股関節の外転と膝関節の内旋
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正解:b. 膝関節の屈曲と股関節の伸展

ハムストリングスは坐骨結節から起こり下腿に停止する二関節筋で、主に膝関節の屈曲と股関節の伸展を行う。大腿前面の大腿四頭筋(膝伸展・股屈曲)とは逆の作用をもつ拮抗的な関係にある。

6 機能解剖・バイオメカニクス

腓腹筋(下腿三頭筋の一部)の主な作用はどれか。

  1. a足関節の背屈
  2. b足関節の底屈(つま先立ち)
  3. c足趾の伸展
  4. d足関節の内反のみ
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正解:b. 足関節の底屈(つま先立ち)

腓腹筋はヒラメ筋とともに下腿三頭筋を構成し、アキレス腱を介して踵骨に停止して足関節を底屈させる。つま先立ちやジャンプの蹴り出しで主に働く。背屈は前脛骨筋が担う拮抗的な動きである。

7 機能解剖・バイオメカニクス

解剖学的立位姿勢から腕を体の真横に持ち上げ、肩関節を前額面上で体幹から遠ざける動作の名称はどれか。

  1. a屈曲
  2. b伸展
  3. c外転
  4. d内転
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正解:c. 外転

正中線から手足を遠ざける運動を外転、近づける運動を内転と呼ぶ。腕を真横に挙げるサイドレイズはこの外転にあたり、前額面上で起こる代表的な動きである。

8 機能解剖・バイオメカニクス

前腕を回して手のひらを上に向ける(回外)動作で主に働く筋はどれか。

  1. a円回内筋
  2. b回外筋・上腕二頭筋
  3. c腕橈骨筋のみ
  4. d尺側手根屈筋
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正解:b. 回外筋・上腕二頭筋

手のひらを上に向ける回外には回外筋に加え、肘が屈曲位では上腕二頭筋も強く関与する。逆に手のひらを下へ向ける回内は円回内筋・方形回内筋が担い、両者は橈尺関節での拮抗的な動きである。

9 機能解剖・バイオメカニクス

広背筋の主な作用として最も適切な組み合わせはどれか。

  1. a肩関節の屈曲・外転・外旋
  2. b肩関節の伸展・内転・内旋
  3. c肩関節の外転・水平外転
  4. d肘関節の屈曲・回外
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正解:b. 肩関節の伸展・内転・内旋

広背筋は上腕骨を引き下げ・後方・内側へ動かす筋で、肩関節の伸展・内転・内旋を行う。懸垂やラットプルダウンで主働筋となり、バンザイした腕を引き下ろす動作の中心を担う。

10 機能解剖・バイオメカニクス

三角筋の中部線維(中部繊維)が主に担う肩関節の運動はどれか。

  1. a肩関節の屈曲
  2. b肩関節の伸展
  3. c肩関節の外転
  4. d肩関節の内旋
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正解:c. 肩関節の外転

三角筋は前部・中部・後部に分かれ、中部線維は肩関節の外転を主に担う。前部は屈曲・内旋、後部は伸展・外旋に働き、サイドレイズでは中部線維が主働筋となる。

11 機能解剖・バイオメカニクス

胸を張り肩甲骨を背骨側に引き寄せる動作(肩甲骨の内転/後退)で主に働く筋はどれか。

  1. a前鋸筋
  2. b僧帽筋中部・菱形筋
  3. c小胸筋
  4. d肩甲挙筋
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正解:b. 僧帽筋中部・菱形筋

肩甲骨を脊柱側へ引き寄せる内転(後退)は僧帽筋中部線維と菱形筋が主に担う。シーテッドロウなどで働き、肩甲骨を前方へ引き出す前鋸筋(外転)とは拮抗的な関係にある。

12 機能解剖・バイオメカニクス

腹直筋の主な作用として最も適切なものはどれか。

  1. a体幹の屈曲(脊柱を前に丸める)
  2. b体幹の伸展(背中を反らす)
  3. c体幹の回旋のみ
  4. d股関節の外転
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正解:a. 体幹の屈曲(脊柱を前に丸める)

腹直筋は胸郭前面から恥骨にかけて走り、収縮すると体幹を前に丸める屈曲を行う。クランチで主働筋となり、背中を反らす伸展を担う脊柱起立筋とは拮抗的な関係にある。

13 機能解剖・バイオメカニクス

立った姿勢から体を前に倒し、再び起こすときに体幹の伸展を担う背部の筋はどれか。

  1. a腹横筋
  2. b脊柱起立筋
  3. c外腹斜筋
  4. d腰方形筋
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正解:b. 脊柱起立筋

脊柱起立筋(腸肋筋・最長筋・棘筋)は脊柱に沿って縦走し、体幹を起こす伸展や姿勢の保持を担う。デッドリフトやバックエクステンションで主に働く背部の伸筋群である。

14 機能解剖・バイオメカニクス

つま先立ち(カーフレイズ)は足のつま先を支点、足首にかかる体重を抵抗、ふくらはぎの力点とする。このてこ(レバー)の種類はどれか。

  1. a第1のてこ
  2. b第2のてこ
  3. c第3のてこ
  4. dてこには該当しない
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正解:b. 第2のてこ

支点と力点の間に抵抗(荷重)が位置するのが第2のてこで、カーフレイズはその代表例である。栓抜きと同じ仕組みで、小さな力で大きな抵抗を動かせる力学的に有利なてこである。

15 機能解剖・バイオメカニクス

肩関節や股関節のように、骨頭が受け皿にはまり、屈曲・伸展・内外転・回旋など多方向に動かせる関節の種類はどれか。

  1. a蝶番(ちょうつがい)関節
  2. b車軸関節
  3. c球関節(臼状関節)
  4. d平面関節
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正解:c. 球関節(臼状関節)

球状の骨頭が凹面にはまる球関節(臼状関節)は3軸性で、屈伸・内外転・回旋など最も自由度の高い運動が可能である。肩関節や股関節が代表例で、一方向のみの蝶番関節(肘・膝など)とは構造が異なる。

16 機能解剖・バイオメカニクス

歩行やランニングで体を前後に振り出す多くの動き(股関節や膝の屈曲・伸展)が起こる運動面はどれか。

  1. a矢状面
  2. b前額面
  3. c水平面
  4. d斜面
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正解:a. 矢状面

体を左右に分け、前後方向の屈曲・伸展が起こる面を矢状面という。前額面は体を前後に分けて内外転が、水平面は上下に分けて回旋が起こる面であり、歩行の主要な動きは矢状面で生じる。

17 機能解剖・バイオメカニクス

回旋筋腱板(ローテーターカフ)を構成する4つの筋に含まれないものはどれか。

  1. a棘上筋
  2. b棘下筋
  3. c三角筋
  4. d肩甲下筋
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正解:c. 三角筋

回旋筋腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成され、肩甲上腕関節(肩関節)の動的安定化に寄与する。三角筋は腱板ではなく、肩の挙上に働く表層の筋である。

18 機能解剖・バイオメカニクス

筋の「起始(origin)」と「停止(insertion)」の一般的な説明として正しいものはどれか。

  1. a起始は可動性が大きい側、停止は固定される側である
  2. b起始は体幹に近く相対的に固定される側、停止は遠位で可動性が大きい側であることが多い
  3. c起始と停止は常に同じ骨に付着する
  4. d停止は必ず近位側に位置する
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正解:b. 起始は体幹に近く相対的に固定される側、停止は遠位で可動性が大きい側であることが多い

一般に起始は近位側(体幹に近い)で相対的に固定され、停止は遠位側で動く側に付着する。筋が収縮すると停止が起始に近づく動きが基本となる。

19 機能解剖・バイオメカニクス

二関節筋(two-joint muscle)の特徴として正しいものはどれか。

  1. a1つの関節のみをまたいで作用する
  2. b2つの関節をまたいで両方の関節運動に関与する
  3. c関節をまたがず骨内部のみで作用する
  4. d必ず体幹の筋に限定される
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正解:b. 2つの関節をまたいで両方の関節運動に関与する

二関節筋は2つの関節をまたいで付着し、両関節の運動に関与する。ハムストリングス(股関節伸展+膝関節屈曲)や大腿直筋(股関節屈曲+膝関節伸展)が代表例である。

20 機能解剖・バイオメカニクス

腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)の主たる作用として最も適切なものはどれか。

  1. a股関節の伸展
  2. b股関節の屈曲
  3. c膝関節の伸展
  4. d足関節の底屈
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正解:b. 股関節の屈曲

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋からなり、股関節屈曲の主働筋である。脊柱・骨盤と大腿骨をつなぎ、歩行やランニングの脚の引き上げに重要な役割を果たす。

21 機能解剖・バイオメカニクス

股関節の内転筋群に分類される筋はどれか。

  1. a中殿筋
  2. b大内転筋
  3. c大腿筋膜張筋
  4. d縫工筋
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正解:b. 大内転筋

大内転筋は長内転筋・短内転筋・薄筋などとともに股関節内転筋群を構成し、大腿を正中線に近づける。中殿筋と大腿筋膜張筋は主に股関節外転に働く。

22 機能解剖・バイオメカニクス

肩甲骨の上方回旋において協働して働く筋の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. a僧帽筋上部・下部と前鋸筋
  2. b広背筋と大円筋
  3. c菱形筋と小胸筋
  4. d肩甲挙筋と棘下筋
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正解:a. 僧帽筋上部・下部と前鋸筋

肩甲骨の上方回旋(腕の挙上時に必要)は僧帽筋の上部・下部線維と前鋸筋が力のカップルを形成して行う。これにより関節窩が上を向き、肩の安全な挙上が可能になる。

23 機能解剖・バイオメカニクス

前鋸筋の主な作用として正しいものはどれか。

  1. a肩甲骨を内転(後退)させる
  2. b肩甲骨を胸郭に引きつけ前方突出(プロトラクション)させる
  3. c肩関節を内旋させる
  4. d肘関節を屈曲させる
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正解:b. 肩甲骨を胸郭に引きつけ前方突出(プロトラクション)させる

前鋸筋は肩甲骨を胸郭に押しつけて固定し、前方突出(プロトラクション)と上方回旋を担う。機能低下すると肩甲骨が浮き上がる翼状肩甲(ウィンギング)が生じる。

24 機能解剖・バイオメカニクス

肩甲上腕リズム(scapulohumeral rhythm)の一般的な比率として最も近いものはどれか。

  1. a上腕骨1:肩甲骨1
  2. b上腕骨2:肩甲骨1
  3. c上腕骨1:肩甲骨2
  4. d上腕骨4:肩甲骨1
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正解:b. 上腕骨2:肩甲骨1

腕を挙上する際、上腕骨(肩甲上腕関節)の動きと肩甲骨の上方回旋がおよそ2:1の比率で協調して起こる。これにより180度の挙上が滑らかに達成される。

25 機能解剖・バイオメカニクス

関節可動域(ROM)に影響を与える要因として、最も直接的でないものはどれか。

  1. a関節の構造(骨形状・関節包)
  2. b筋や腱の伸張性
  3. c拮抗筋の柔軟性
  4. d1日の総摂取カロリー
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正解:d. 1日の総摂取カロリー

ROMは関節の骨構造・関節包・靭帯、周囲の筋腱の伸張性、軟部組織量などに左右される。総摂取カロリーは可動域を直接規定する要因ではない。

26 機能解剖・バイオメカニクス

矢状面(sagittal plane)内の運動の運動軸(回転軸)はどれか。

  1. a前額-水平軸(左右に走る軸)
  2. b矢状-水平軸(前後に走る軸)
  3. c垂直軸(縦軸)
  4. d斜めの軸
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正解:a. 前額-水平軸(左右に走る軸)

矢状面での屈曲・伸展は、左右方向に走る前額-水平軸(冠状軸)を中心に起こる。運動面とその回転軸は互いに垂直の関係になる。

27 機能解剖・バイオメカニクス

足関節(距腿関節)における背屈(dorsiflexion)の説明として正しいものはどれか。

  1. aつま先を下げ足底を床方向へ向ける動き
  2. bつま先を持ち上げ足背を脛側に近づける動き
  3. c足裏を内側へ向ける動き
  4. d足裏を外側へ向ける動き
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正解:b. つま先を持ち上げ足背を脛側に近づける動き

背屈は足のつま先を持ち上げ、足背を下腿前面(脛)に近づける動きで、前脛骨筋が主働筋となる。反対の底屈はつま先を下げる動きで腓腹筋・ヒラメ筋が働く。

28 機能解剖・バイオメカニクス

体幹深部のコア筋として、腹腔内圧を高め脊柱を安定させる役割をもつ筋はどれか。

  1. a腹直筋
  2. b腹横筋
  3. c外腹斜筋
  4. d広背筋
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正解:b. 腹横筋

腹横筋は腹部の最深層に位置し、収縮すると腹腔内圧を高めて脊柱を安定させる「天然のコルセット」として働く。腹直筋や外腹斜筋は表層の運動筋として体幹屈曲・回旋に関与する。

29 機能解剖・バイオメカニクス

僧帽筋下部線維(lower trapezius)の主な作用として正しいものはどれか。

  1. a肩甲骨を挙上(すくめる)させる
  2. b肩甲骨を下制(引き下げ)し下方へ引く
  3. c肩甲骨を前方へ突出させる
  4. d肩関節を外転させる
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正解:b. 肩甲骨を下制(引き下げ)し下方へ引く

僧帽筋下部線維は肩甲骨を下制し下内方へ引く作用をもち、上部線維(挙上)とともに上方回旋にも寄与する。上部と下部の役割を分けて理解することが姿勢評価で重要である。

30 機能解剖・バイオメカニクス

棘上筋(supraspinatus)が主に担う肩関節の運動として正しいものはどれか。

  1. a外転の開始(最初の約15〜30度)
  2. b内転
  3. c肘の屈曲
  4. d前腕の回内
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正解:a. 外転の開始(最初の約15〜30度)

棘上筋は肩関節外転の初動(およそ最初の15〜30度)を担い、その後は三角筋が主に外転を引き継ぐ。回旋筋腱板の一員として骨頭を関節窩に安定させる役割も果たす。

31 機能解剖・バイオメカニクス

ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)の作用の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. a股関節屈曲と膝関節伸展
  2. b股関節伸展と膝関節屈曲
  3. c股関節外転と膝関節伸展
  4. d股関節内旋と足関節背屈
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正解:b. 股関節伸展と膝関節屈曲

ハムストリングスは股関節をまたぎ伸展に働くとともに、膝関節をまたいで屈曲に働く二関節筋である。スプリントやデッドリフトなど多くの動作で重要な筋群である。

32 機能解剖・バイオメカニクス

前額面(frontal plane)で起こる運動として正しいものはどれか。

  1. a肩関節の屈曲・伸展
  2. b股関節の外転・内転
  3. c脊柱の回旋
  4. d前腕の回内・回外
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正解:b. 股関節の外転・内転

前額面(冠状面)では体を左右に分ける面に沿った外転・内転や側屈が起こり、運動軸は前後に走る矢状-水平軸となる。屈曲・伸展は矢状面、回旋は水平面の運動である。

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