NSCA-CPTプログラムデザイン」一問一答(全32問)

NSCA認定パーソナルトレーナーの「プログラムデザイン」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。フィットネスジム店長熊太郎が作成。4択の演習モードで解きたい方はNSCA-CPTのドリルへ。

1運動処方の基本枠組み「FITT」のうち、Tが表す2つの要素はどれですか?

  1. aTarget と Tension
  2. bTempo と Total
  3. cTest と Time
  4. dType と Time(種類と時間)
答えと解説を見る

正解:d. Type と Time(種類と時間)

FITTはFrequency(頻度)・Intensity(強度)・Time(時間)・Type(種類)の頭文字です。2つのTはTime(時間)とType(種類)を表します。

この問題のページ:FITTにおけるTの構成要素

2筋肥大(hypertrophy)を主目的とする場合の、一般的な強度・レップ範囲の目安はどれですか?

  1. a概ね6〜12RM(中強度)
  2. b20RM以上の低強度のみ
  3. c強度は筋肥大に無関係
  4. d1〜3RMの高強度のみ
答えと解説を見る

正解:a. 概ね6〜12RM(中強度)

筋肥大は中程度の負荷(概ね67〜85%1RM=およそ6〜12RM)で複数セット行うのが一般的な目安です。最大筋力の向上は1〜6RMの高強度寄りが中心になります。

この問題のページ:筋肥大に適した強度とレップ範囲

3「漸進性過負荷(プログレッシブ・オーバーロード)」の原則の説明として正しいものはどれですか?

  1. a負荷を毎回ランダムに変える
  2. b毎回まったく同じ負荷を続ける
  3. c休養を一切取らない
  4. d負荷や量を段階的に高めて適応を促す
答えと解説を見る

正解:d. 負荷や量を段階的に高めて適応を促す

漸進性過負荷は、重量・回数・頻度などを段階的に増やし、身体に新しい適応刺激を与え続ける原則です。同じ負荷を続けると適応が頭打ちになります。

この問題のページ:漸進性過負荷の原則

4同じ日に複数の種目を行う際、一般的に推奨される実施順序はどれですか?

  1. a多関節・大筋群の種目から先に行う
  2. b単関節・小筋群の種目から先に行う
  3. c順序はパフォーマンスに影響しない
  4. d必ず有酸素運動を最後に行う
答えと解説を見る

正解:a. 多関節・大筋群の種目から先に行う

一般に、多関節・大筋群の種目(スクワットやベンチプレス等)を先に行い、疲労の影響を最小化します。アームカール等の単関節・小筋群種目は後半に配置するのが基本です。

この問題のページ:種目実施順序の基本原則

5最大筋力(マキシマルストレングス)の向上を主目的とする場合、一般的に推奨される負荷とレップ範囲はどれか。

  1. a1RMの40%で25回以上
  2. b1RMの67〜80%で8〜12回
  3. c1RMの85%以上で1〜6回
  4. d1RMの50〜60%で15〜20回
答えと解説を見る

正解:c. 1RMの85%以上で1〜6回

最大筋力の向上には高強度・低レップが必要で、一般に1RMの85%以上を用いて1〜6回程度で行う。神経系の動員効率を高めることが主目的であり、筋持久力向上の低強度高レップとは対照的である。

この問題のページ:最大筋力向上のための負荷とレップ範囲

6トレーニングの「特異性の原則(SAID原則)」が示す内容として最も適切なものはどれか。

  1. a負荷を徐々に増やす必要がある
  2. b個人によって適応の程度が異なる
  3. cトレーニングをやめれば効果は徐々に失われる
  4. d体に課された要求に対して特異的に適応が起こる
答えと解説を見る

正解:d. 体に課された要求に対して特異的に適応が起こる

特異性の原則(SAID:Specific Adaptation to Imposed Demands)は、体が課されたストレスの種類に応じて特異的に適応することを示す。持久系には持久的適応、筋力系には筋力的適応が起こり、目的に合った刺激を選ぶことが重要となる。

この問題のページ:特異性の原則(SAID原則)

7トレーニングを中止した際に獲得した適応が徐々に失われていく現象を説明する原則はどれか。

  1. a特異性の原則
  2. b過負荷の原則
  3. c全面性の原則
  4. d可逆性の原則
答えと解説を見る

正解:d. 可逆性の原則

可逆性の原則(ディトレーニング)は、トレーニング刺激が途絶えると獲得した体力要素が時間とともに低下することを指す。「use it or lose it」とも表現され、継続的な刺激の維持が成果保持に不可欠である。

この問題のページ:トレーニング中止で適応が消える原則

8線形ピリオダイゼーション(古典的期分け)における強度と量(ボリューム)の一般的な変化として正しいものはどれか。

  1. a強度を上げ、量を減らしていく
  2. b強度・量ともに一定に保つ
  3. c強度を下げ、量を増やしていく
  4. d強度・量ともに同時に増やし続ける
答えと解説を見る

正解:a. 強度を上げ、量を減らしていく

古典的(線形)ピリオダイゼーションでは、サイクルが進むにつれて強度を漸増させ、同時にトレーニング量を漸減させる。高ボリューム・低強度の準備期から、低ボリューム・高強度のピーク期へ移行するのが典型である。

この問題のページ:線形ピリオダイゼーションの強度と量の変化

9主働筋と拮抗筋を交互に連続して行うトレーニング手法(例:上腕二頭筋カールの直後に上腕三頭筋エクステンション)の名称はどれか。

  1. a拮抗筋スーパーセット(アンタゴニスト・スーパーセット)
  2. bドロップセット
  3. cフォーストレップ
  4. dピラミッドセット
答えと解説を見る

正解:a. 拮抗筋スーパーセット(アンタゴニスト・スーパーセット)

拮抗する筋群を連続で行う方法は拮抗筋スーパーセット(アンタゴニスト・スーパーセット)と呼ばれ、時間効率が高い。一方の筋が働く間にもう一方が回復するため、トレーニング密度を高められる手法である。なお同一筋群に2種目を連続で行う方法はコンパウンドセットと呼ばれ別物である。

この問題のページ:主働筋と拮抗筋を交互に鍛える手法

10運動前のウォームアップが果たす主な生理的役割として最も適切でないものはどれか。

  1. a神経筋の動員を高めパフォーマンスを準備する
  2. b筋温・体温を上昇させ筋の柔軟性を高める
  3. c関節可動域を広げ傷害リスクを下げる
  4. d筋グリコーゲンを大量に蓄積させる
答えと解説を見る

正解:d. 筋グリコーゲンを大量に蓄積させる

ウォームアップは筋温の上昇、可動域の拡大、神経筋の活性化などを通じてパフォーマンス向上と傷害予防に寄与する。一方、筋グリコーゲンの貯蔵は食事と休養による適応であり、ウォームアップの目的ではない。

この問題のページ:ウォームアップの生理的役割

11筋持久力の向上を目的とする場合、一般的に推奨される負荷とレップ範囲、休息時間の組み合わせはどれか。

  1. a1RMの75%、8回、休息2分
  2. b1RMの67%以下、15回以上、休息30秒程度
  3. c1RMの90%、2回、休息5分
  4. d1RMの85%以上、1〜5回、休息3分以上
答えと解説を見る

正解:b. 1RMの67%以下、15回以上、休息30秒程度

筋持久力の向上には比較的低い負荷(1RMの約67%以下)で15回以上の高レップを行い、休息は30秒〜1分程度と短く設定する。短い休息が代謝的ストレスと持久的適応を促す点が特徴である。

この問題のページ:筋持久力向上の負荷・レップ・休息設定

12最大筋力向上を狙う高強度セット間の休息時間として、一般的に推奨されるのはどれか。

  1. a30〜60秒
  2. b10〜20秒
  3. c10分以上
  4. d2〜5分
答えと解説を見る

正解:d. 2〜5分

高強度・低レップの最大筋力トレーニングでは、ATP-PCr系の十分な回復のためセット間に2〜5分程度の長めの休息をとる。休息が短いと次セットで十分な負荷を扱えず、神経系への刺激が低下する。

この問題のページ:最大筋力向上時のセット間休息時間

13トレーニングの原則のうち、年齢・体力・経験・遺伝などに応じてプログラムを各人に合わせて調整すべきとする考え方はどれか。

  1. a意識性の原則
  2. b反復性の原則
  3. c漸進性の原則
  4. d個別性の原則
答えと解説を見る

正解:d. 個別性の原則

個別性の原則は、同じ刺激でも個人によって適応の度合いや必要な負荷が異なるため、プログラムを各人の特性に合わせて設計すべきとする原則である。年齢・体力レベル・トレーニング歴などを考慮する根拠となる。

この問題のページ:年齢や体力に応じた調整の原則

14初心者の全身トレーニングにおける一般的な頻度の目安として最も適切なものはどれか。

  1. a週1回
  2. b月1〜2回
  3. c週2〜3回
  4. d毎日連続で同一部位を行う
答えと解説を見る

正解:c. 週2〜3回

初心者の全身トレーニングは週2〜3回が一般的な目安で、同一筋群のセッション間に少なくとも48時間程度の回復を確保する。十分な回復が超回復と適応を促し、過度な連日刺激はオーバートレーニングの一因となる。

この問題のページ:初心者の全身トレーニング頻度目安

15ピリオダイゼーションにおける最大のサイクルから最小のサイクルへの正しい階層順序はどれか。

  1. aメソサイクル → マクロサイクル → ミクロサイクル
  2. bミクロサイクル → メソサイクル → マクロサイクル
  3. cマクロサイクル → ミクロサイクル → メソサイクル
  4. dマクロサイクル → メソサイクル → ミクロサイクル
答えと解説を見る

正解:d. マクロサイクル → メソサイクル → ミクロサイクル

ピリオダイゼーションは最も長いマクロサイクル(年単位など)、中期のメソサイクル(数週間〜数か月)、最短のミクロサイクル(1週間程度)の階層で構成される。大きな目標を期間ごとに分割して計画する枠組みである。

この問題のページ:ピリオダイゼーションのサイクル階層順序

16筋肥大を目的とする中級者以上で、休息時間を比較的短め(おおむね30〜90秒)に設定する主な狙いはどれか。

  1. a可動域を最大化するため
  2. b代謝的ストレスとホルモン応答を高めるため
  3. c最大の神経系出力を毎セット維持するため
  4. d心拍数を安静時まで下げるため
答えと解説を見る

正解:b. 代謝的ストレスとホルモン応答を高めるため

筋肥大向けの中程度の負荷では、休息を30〜90秒程度と短めにすることで代謝的ストレスが蓄積し、筋肥大に関与するホルモン応答が高まりやすいとされる。一方、最大筋力狙いの完全回復(長い休息)とは目的が異なる。

この問題のページ:筋肥大狙いの短め休息時間の目的

17線形ピリオダイゼーション(古典的ピリオダイゼーション)のトレーニング進行として、最も適切に説明しているものはどれか。

  1. a常に同じ重量・回数・セット数を維持する
  2. b週ごとに高強度日と低強度日をランダムに切り替える
  3. cボリュームを徐々に減らし、強度を徐々に上げる
  4. d毎セッションで強度とボリュームを大きく変動させる
答えと解説を見る

正解:c. ボリュームを徐々に減らし、強度を徐々に上げる

線形ピリオダイゼーションは、長い期間をかけてトレーニングボリューム(高回数)を徐々に減らし、強度(重量)を徐々に高めていく古典的な手法である。例えば筋肥大期から筋力期、さらにパワー期へと段階的に移行する。

この問題のページ:線形ピリオダイゼーションのボリュームと強度の進行

18非線形(波状)ピリオダイゼーションの特徴として正しいものはどれか。

  1. a短い周期で強度とボリュームを変える
  2. b数か月単位でしか強度を変えない
  3. c初心者専用で上級者には使えない
  4. d強度を一切変えずボリュームだけ増やす
答えと解説を見る

正解:a. 短い周期で強度とボリュームを変える

非線形(波状)ピリオダイゼーションは、同じ週の中で筋肥大日・筋力日・パワー日を入れ替えるなど、短い周期で負荷を変動させる手法である。複数の体力要素を並行して維持・向上できる柔軟性が利点とされる。

この問題のページ:非線形(波状)ピリオダイゼーションの特徴

19デロード(回復週)を計画的に取り入れる主な目的として最も適切なものはどれか。

  1. a蓄積した疲労を抜き回復を促すため
  2. b筋肉量を意図的に減らすため
  3. c短期間で最大筋力を一気に伸ばすため
  4. d心肺機能のみを高めるため
答えと解説を見る

正解:a. 蓄積した疲労を抜き回復を促すため

デロードは数週間の高負荷トレーニング後に意図的にボリュームや強度を落とす週で、蓄積疲労の回復とオーバートレーニング予防を目的とする。これにより長期的なパフォーマンス向上と傷害リスク低減が期待できる。

この問題のページ:デロード(回復週)を設ける目的

20コンパウンド(多関節)種目とアイソレーション(単関節)種目の違いとして正しいものはどれか。

  1. aアイソレーション種目は複数の大筋群を同時に動員する
  2. b両者に動員される関節数の違いはない
  3. cコンパウンド種目は1つの関節のみを動かす
  4. dコンパウンド種目は複数の関節と筋群を同時に動員する
答えと解説を見る

正解:d. コンパウンド種目は複数の関節と筋群を同時に動員する

スクワットやデッドリフトのようなコンパウンド種目は複数の関節と大筋群を同時に動かし、効率的に高重量を扱える。一方、レッグエクステンションのようなアイソレーション種目は単一関節を動かし、特定筋を集中的に刺激する。

この問題のページ:コンパウンド種目とアイソレーション種目の違い

21プログラム作成において、一般にコンパウンド種目をアイソレーション種目より先に行うべき主な理由はどれか。

  1. aコンパウンド種目はクールダウン向きだから
  2. bアイソレーション種目はウォームアップにならないから
  3. c疲労が少ない状態で高重量の種目を安全に行えるから
  4. dアイソレーション種目の方が常に重いから
答えと解説を見る

正解:c. 疲労が少ない状態で高重量の種目を安全に行えるから

一般的なエクササイズ順序の原則では、神経的・技術的要求が高いコンパウンド種目を疲労が少ないセッション前半に配置する。これにより十分な重量を扱え、フォーム崩れによる傷害リスクも抑えられる。

この問題のページ:コンパウンド種目を先に行う理由

22「テンポ」表記が4-1-2-0のとき、最初の数字「4」が示すものはどれか。

  1. aセット間に4分休む
  2. b4回反復する
  3. cコンセントリック(短縮・挙げる)局面に4秒かける
  4. dエキセントリック(伸張・下ろす)局面に4秒かける
答えと解説を見る

正解:d. エキセントリック(伸張・下ろす)局面に4秒かける

一般的なテンポ表記では最初の数字がエキセントリック(下ろす/伸張)局面の秒数を示す。順に伸張局面・最大伸張位での停止・短縮局面・収縮位での停止を表し、筋にかかる総張力時間(TUT)を意図的に操作できる。

この問題のページ:テンポ表記4-1-2-0の意味

23全身を上半身と下半身に分けて交互に鍛える分割法は一般に何と呼ばれるか。

  1. aフルボディ分割
  2. bプッシュ・プル分割
  3. c部位別5分割
  4. dアッパー・ロウアー(上下)分割
答えと解説を見る

正解:d. アッパー・ロウアー(上下)分割

アッパー・ロウアー(上下)分割は1回を上半身、別の回を下半身に充てる方法で、週4回など中頻度のトレーニーに適する。各筋群を週2回刺激しやすく、回復時間も確保しやすいバランスの良い分割法である。

この問題のページ:上半身と下半身を分ける分割法の名称

24漸進性過負荷(プログレッシブオーバーロード)を実現する具体的手段として適切でないものはどれか。

  1. a扱う重量を少しずつ増やす
  2. bセット数を増やしてボリュームを高める
  3. c同じ重量で反復回数を増やす
  4. d毎回ウォームアップを省略する
答えと解説を見る

正解:d. 毎回ウォームアップを省略する

漸進性過負荷は重量・回数・セット数・頻度・可動域などを段階的に増やして身体に新たな刺激を与える原則である。ウォームアップの省略は負荷の漸増とは無関係で、むしろ傷害リスクを高めるため適切な手段ではない。

この問題のページ:漸進性過負荷を実現する手段

25高重量のメインセットに入る前のウォームアップセットの主な目的として最も適切なものはどれか。

  1. aメインセット前に意図的に追い込んで疲労させるため
  2. bその日の総ボリュームを稼ぐ主目的のため
  3. c心拍数を最大まで上げるため
  4. d動作パターンの確認と関節・筋の準備を行うため
答えと解説を見る

正解:d. 動作パターンの確認と関節・筋の準備を行うため

ウォームアップセットは軽い重量で目的の動作を反復し、神経筋の活性化や関節可動域・血流の準備を整える。これにより本番セットでのパフォーマンス向上と傷害予防が期待でき、過度な疲労を残さない軽負荷で行う。

この問題のページ:ウォームアップセットの目的

26有酸素運動のFITT原則のうち「T(Time)」が示すものはどれか。

  1. a週あたりの運動頻度
  2. b運動の強度
  3. c1回あたりの運動継続時間
  4. d運動の種類(ウォーキングか自転車か等)
答えと解説を見る

正解:c. 1回あたりの運動継続時間

FITTはFrequency(頻度)・Intensity(強度)・Time(時間)・Type(種類)の頭文字で、TのTimeは1セッションの運動継続時間を指す。これらを調整して有酸素プログラムの総量と刺激を設計する。

この問題のページ:FITT原則のTが示す内容

27トレーニングにおける「ボリューム」を最も適切に表す概念はどれか。

  1. a1回の反復に要する秒数
  2. b使用するマシンの台数
  3. c重量×回数×セット数
  4. dセット間の休息時間の合計
答えと解説を見る

正解:c. 重量×回数×セット数

トレーニングボリュームは一般に重量×反復回数×セット数(または総挙上重量)で表され、筋肥大や持久力向上の重要な刺激量を示す。プログラム設計ではこのボリュームを管理して漸進的に調整することが鍵となる。

この問題のページ:トレーニングボリュームの定義

28可動域(ROM)を十分に使ったフルレンジでのレジスタンストレーニングの一般的な利点として正しいものはどれか。

  1. a筋肥大には全く影響しない
  2. b傷害リスクが必ず高くなる
  3. c筋全体を刺激し柔軟性向上が期待できる
  4. d常に部分可動域より扱える重量が増える
答えと解説を見る

正解:c. 筋全体を刺激し柔軟性向上が期待できる

フルレンジの動作は筋を完全に伸張・短縮させ、筋全体への刺激や柔軟性の維持・向上に寄与すると一般に考えられている。安全に行える範囲で可動域を確保することが、機能的な筋発達につながる。

この問題のページ:フルレンジ動作の利点

29ボディビル的な「部位別スプリット(例:胸の日・背中の日)」が一般に適しているのはどのような対象か。

  1. a心肺機能だけを高めたい人
  2. bトレーニング頻度を多く確保できる中〜上級者
  3. cトレーニング歴の浅い初心者
  4. d週1〜2回しか運動できない人
答えと解説を見る

正解:b. トレーニング頻度を多く確保できる中〜上級者

部位別スプリットは各筋群を高ボリュームで集中的に鍛えるため、週5〜6回など高頻度を確保できる中〜上級者に向く。初心者や低頻度の人は、各筋を週複数回刺激できる全身法や上下分割の方が効率的とされる。

この問題のページ:部位別スプリットが適する対象

30セット間の休息時間について、最大筋力向上(高重量・低回数)を主目的とする場合の一般的な目安はどれか。

  1. a休息を取らず連続で行う
  2. b10分以上
  3. c2〜5分程度の長めの休息
  4. d15〜30秒程度
答えと解説を見る

正解:c. 2〜5分程度の長めの休息

最大筋力やパワー向上を狙う高強度トレーニングでは、ATP-PCr系の回復のため2〜5分程度の長めの休息が一般的な目安とされる。一方、筋持久力や筋肥大狙いでは30秒〜90秒など比較的短い休息が用いられる。

この問題のページ:最大筋力向上時の休息時間

31サーキットトレーニングの一般的な特徴として正しいものはどれか。

  1. a高重量1回のみを行う方式である
  2. b各種目間に5分以上の長い休息を取る
  3. c複数種目を短い休息で次々と行う
  4. d必ず単一の筋群のみを鍛える
答えと解説を見る

正解:c. 複数種目を短い休息で次々と行う

サーキットトレーニングは複数のステーション(種目)を短い休息で連続的にこなす方式で、レジスタンス刺激と有酸素的刺激を同時に得られる。時間効率が良く、全身の筋持久力や体組成改善を目的とするプログラムに用いられる。

この問題のページ:サーキットトレーニングの特徴

32週単位で各筋群を刺激する「トレーニング頻度」を増やすことが、一般にもたらす効果として最も適切なものはどれか。

  1. a頻度を上げると必ずオーバートレーニングになる
  2. b1回あたりのボリュームを増やすより常に劣る
  3. c週間ボリュームを分散でき回復も取りやすい
  4. d頻度は筋発達と無関係である
答えと解説を見る

正解:c. 週間ボリュームを分散でき回復も取りやすい

ある筋群を週1回で大量にこなすより、複数回に分けて頻度を上げると、同じ週間ボリュームを分散でき各セッションでフォームと集中を保ちやすい。適切な回復を伴えば刺激の頻度向上は筋発達に有効と考えられている。

この問題のページ:トレーニング頻度増加の効果

NSCA-CPTを4択ドリルで演習する →本番形式・分野別・ミックスから選べます(無料)
NSCA-CPT の他の分野